【ランクバトル最終956位】レックウザをダブルバトルで活躍させる構築を考えてみた!【剣盾版カイオーガレックウザ】

迷える子羊
迷える子羊

レックウザ、カッコいいけどランクバトルでは活躍が難しい。。

そう思ったことはありませんか?

「大好きなレックウザを使って勝利をもぎ取りたい!」

「マスターボール級まで昇格したい!」

レックウザ好きならそう考えるはず!

そこで、レックウザを活躍させるためのパーティを私が考えてみました。

今回ご紹介したいと思います。

ちなみに、ここで紹介するパーティを実際に使用して、ランクバトル(シーズン29=2022.5.1〜2022.6.1)を最終954位で締めくくることができました。

「このパーティを使用すれば誰しもランキング3桁に到達できる!」

とは言えませんが、少なくともマスターボール級に行くためのポテンシャルはあると思います。

レックウザ好きの方は、ぜひ参考にしてみてください。

念のための証拠画像

レックウザの強みと弱み

レックウザ(出典:ポケモンずかん

そもそもレックウザは、本当にダブルバトルで活躍できていないのでしょうか?

レックウザの使用ランキングを確認しておきます。

出典:スマホ版「ポケモンホーム」

79位とだいぶ下位です。

(2022.5.1の13:00〜2022.6.1の08:59までのダブルランクバトルにおける使用ポケモンランキング)

現に、私は5月シーズンのランクバトルで123戦しましたが、レックウザを使用している相手プレーヤーには一度も当たりませんでした。

では、なぜレックウザは人気ポケモンでありながら、こうも使用率が低いのでしょうか?

パーティ紹介をする前に、まず、レックウザの弱みと強みを整理しておきたいと思います。

ストロング&ウィークポイントを、あらかじめ知っておくことで、構築の理解度が高まります!

レックウザの弱み

レックウザの弱み
  1. ザシアンにめっぽう弱い
  2. 耐久が低い(氷タイプは4倍弱点)
  3. 「すばやさ」が高くも低くもない

①ザシアンにめっぽう弱い

出典:スマホ版「ポケモンホーム」

ザシアンは、常に使用ポケモンランキングで上位3以内にランクインするほどの、強ポケモンです。

ほとんどのプレーヤーのパーティに組み込まれていると言っても、過言ではありません。

「ザシアンをどう攻略するか?」が、ダブルバトルの勝率の良し悪しを決めているのです。

ところが、この「時代の覇者ザシアン」と、レックウザがまともに殴り合うと、99%緑の龍(レックウザ)が負けてしまいます笑

理由は、レックウザのタイプは「ドラゴン」&「ひこう」だからです。

「フェアリー」&「はがね」タイプのザシアンに対して、レックウザのタイプ一致ワザは、半減または無効なのです。

一方で、レックウザに対して、ザシアンのタイプ一致ワザは、効果抜群または等倍です。

このようになすすべがなく、時代の覇者に緑の龍が一矢報いるためには、何らかの工夫が必要です。

②耐久が低い

試しにザシアンや、同じドラゴンタイプのパルキアの耐久と比較してみます。

ザシアンの耐久種族値
  • HP:92
  • 防御:115
  • 特防:115

合計耐久ポイント21,660

パルキアの耐久種族値
  • HP:90
  • 防御:100
  • 特防:120

合計耐久ポイント19,800

レックウザの耐久種族値
  • HP:105
  • 防御:90
  • 特防:90

合計耐久ポイント18,900

(※耐久ポイント=HPの値×防御の値+HPの値×特防の値)

ご覧のとおり、同じ伝説ポケモンに比べて、耐久面において不安が残ります。

さらに、レックウザは、氷タイプのワザが4倍弱点です。

使用率の高いカイオーガや白馬バドレックスから氷タイプのワザを受けてしまうと、ほぼ一撃で気絶します。

レックウザは、「相手の攻撃を受けつつも、攻撃し返す」といった戦い方が苦手です。

③「すばやさ」が中途半端

ポケモン剣盾では、「すばやさ(以降、素早さ)」のインフレが起こっています。

現在、ポケモン使用ランキングトップ10のうち、4〜5体は素早さの種族値が100を超えている状況です。

対するレックウザの素早さ種族値は95です。

現在の環境において単純な素早さ勝負では、レックウザは優位に立てません。

「だったらトリックルームで素早さが遅いポケモンから行動できるようにすればいい!」

という案が出るかもしれません。

でも、それでは、レックウザよりも素早さ種族値が低い、カイオーガや白馬バドレックスの氷ワザの餌食になってしまいます。

緑の龍は、速さそうな見た目とは裏腹に、何とも素早さが微妙なポケモンなのです。

レックウザの強み

レックウザの強み
  1. 「攻撃」と「特攻」の種族値が両方が高い
  2. 天候の影響をなくすことができる
  3. カッコイイ!

①「攻撃」と「特攻」の種族値の両方が高い

ほとんどのポケモンは、「攻撃」または「特攻」のどちらかの種族値のほうが高くなっています。

そして、その高いほう数値をより伸ばすように育成するのが一般的です。

しかし、レックウザは、攻撃と特攻の値が同じで、どちらとも高水準です。

レックウザの両方の能力値を伸ばすように育成することで、対戦相手としては型が分かりづらくなります。

育て方次第で、レックウザは、対策しにくいポケモンになります。

②特性の「エアロック」で天候の影響をなくすことができる

現在の対戦環境は、天候をうまく利用することが必須となっています。

「雨」の状況であれば、カイオーガの水ワザをさらに強化することができたり、「晴れ」であれば、ザシアンの苦手な炎ワザの威力を底上げすることができます。

つまり、多くのプレーヤーが天候に頼った作戦を展開しています。

しかし、レックウザの「エアロック」を活用すれば、天候の影響をなすことで、相手の戦い方のテンポを崩すことができます。

③見た目がカッコイイ!

「神龍」

「バハムート」

「ドラグーン(ベイブレード)」

男はドラゴンが大好きです。

「いかにもドラゴン!」みたいな見た目のレックウザはとてもかっこよく、バトルのモチベーションを上げてくれます。

特にレックウザの専用ワザの「ガリョウテンセイ」はエフェクトがとてもクールです。

この技を使って相手ポケモンを倒すと、めちゃくちゃスカッとします。

ちなみに、かっこよさはゲームの勝敗に影響しません笑

ここまでは、ダブルバトルにおけるレックウザの強みと弱みを整理しました。

レックウザを活かすためには、これらの強みと弱みを踏まえて、パーティを組むことが重要になります。

ここからは、私が実際に使用したパーティを紹介していきたいと思います。

パーティのコンセプト

今回紹介する構築のコンセプトは次のとおりです。

「できるだけシンプルな作戦を展開しつつ、終盤にレックウザで奇襲をかける!」

です。

ポケモンの育成(努力値配分)についても、こむずかしいものは避けています。

「戦い方次第でどんな対戦相手にも対応可能!」

というよりは、

「こちらの全力を尽くして、レックウザを活躍させる!」

という潔いパーティです。

まずは、構築メンバー全体を下の画像で紹介します。

ここからは、個別のポケモンの説明に移ります。

レックウザ

出典:ケモンセンターオンライン
  • 技1:ガリョウテンセイ
  • 技2:りゅうせいぐん
  • 技3:オーバーヒート
  • 技4:しんそく
  • 持ち物:きあいのたすき
  • 特性:エアロック
  • 性格:うっかりや(特攻↑、特防↓)
  • 努力値配分:攻撃252、特攻252、素早さ4

レックウザの攻撃と特攻の強さを活かしたいので、どちらにも努力値を、最大(252)配分しています。

余った努力値(4)は素早さに振っています。

性格は、「うっかりや(特攻↑、特防↓)」にしています。

仮に、特性「いかく(以降、威嚇)」で、攻撃を一段階下げられても、特殊攻撃で反撃するのが狙いです。

もともと期待していない耐久力はいっそのこと見捨てて、下降補正をかけています。

ワザに関しては、タイプ一致のメインウェポンとして、「ガリョウテンセイ(以降、画竜点睛)」と「りゅうせいぐん(以降、流星群)」を採用。

相手のポケモンの防御が強ければ、特殊技の「流星群」を使ったり、相手ポケモンの「特防」が高ければ攻撃技の「画竜点睛」を使ったりと、柔軟に立ち回れるようにしました。

サブウェポンとして、「しんそく(以降、神速)」と「オーバーヒート(以降、オバヒ)」を採用。

オバヒは、ザシアンや、味方のカイオーガの天敵であるナットレイに対する打点として使用します。

神速は、相手のHPを少しでも削りたいときの先制技として使います。

持ち物は、「きあいのたすき(以降、襷)」を採用。

耐久面で不安があるため、仮に一撃で倒されてしまうようなダメージを受けたとしても、生存できるようしています。

また、襷が発動してHPが1になったときも、特性のエアロックによって、あられや砂嵐のスリップダメージによる気絶を防げることもポイントです。

ちなみに、このレックウザの型は、人気ポケモンユーチューバーの「くろこ」さんのものを参考にしました。

この型のレックウザを、どうやったらダブルバトルの環境でも活躍させられるか?

そう考えて考案したのがこのパーティになります。

カイオーガ

カイオーガ(出典:ポケモンずかん
  • 技1:こんげんのはどう
  • 技2:ふぶき
  • 技3:かみなり
  • 技4:はかいこうせん
  • 持ち物:とつげきチョッキ
  • 特性:あめふらし
  • 性格:ひかえめ(特攻↑、攻撃↓)
  • 努力値配分:HP252、特攻4、防御252、

基本的にダイマックスして戦います。

できるだけ盤面に居残り続けて、相手のポケモンに圧力をかけていきます

そのため、耐久面にの数値を伸ばしています。

「とつげきチョッキ」を持たせることで、さらに耐久面の底上げをしています。

特攻は、性格による上昇補正と努力値4のみです。

技は、ダイマックスの3ターン行動し続けるために、水、氷、電気、ノーマルと幅広い攻撃範囲を持たせています。

カイオーガといえば「しおふき」が有名ですが、基本的にはダイマックスして戦うため、技スペースから省きました。

HPが多少削られていたとしても、ダイマックス解除後も火力を維持したいため、「こんげんのはどう」を採用しています。

エルフーン

エルフーン(出典:ポケモンずかん
  • 技1:てだすけ
  • 技2:おいかぜ
  • 技3:ちょうはつ
  • 技4:あまえる
  • 持ち物:バコウのみ
  • 特性:いたずらごころ
  • 性格:ずぶとい(防御↑、攻撃↓)
  • 努力値配分:HP252、防御4、特防252

エルフーンの役割は、主にカイオーガのサポートです。

エルフーン自身には、攻撃技を採用しておりません。

できるだけカイオーガが有利に行動できるように、カイオーガの技の威力を底上げする「てだすけ(以降、手助け)」や、

相手からの物理ダメージを軽減させるための「あまえる(以降、甘える)」を覚えさせています。

さらに、相手からのいやらしい補助技を防ぐために、「ちょうはつ(以降、挑発)」を採用。

素早さのサポートのために、「おいかぜ(以降、追い風)」をチョイスしました。

ただし、カイオーガは素早さに努力値を配分していないため、たとえ追い風を展開したとしても、素早さが1段階上昇した、ザシアンや黒馬バドレックスを抜くことができません。

状況次第では、先に行動することを諦めた立ち回りが必要になります。

また、持ち物は「バコウのみ」です。

ダイジェットが多用される環境なので、発動率がとても高かったです。

「もう1ターン長く生き残って、カイオーガをサポートする!」みたいなことが非常に多かったです。

ガオガエン

ガオガエン(出典:ポケモンずかん
  • 技1:フレアドライブ
  • 技2:DDラリアット
  • 技3:すてゼリフ
  • 技4:ねこだまし
  • 持ち物:オボンのみ
  • 特性:いかく
  • 性格:なまいき(特防↑、素早さ↓)
  • 努力値配分:HP252、防御4、特防252

ダイマックスエースであるカイオーガが苦手な以下のポケモンの対抗策としてパーティに組み込みました

  • ゴリランダー
  • ナットレイ
  • モロバレル

さらに、ガオガエンの特性「威嚇」でザシアンの攻撃を1段階下げたり、炎技で抜群のダメージを与えたりする役割もあります。

技構成、努力配分、持ち物は、どこにでもあるようなテンプレート的なものです。

できるだけ、簡単でシンプルに立ち回れるようにすることがパーティコンセプトだからです。

ちなみに、素早さに下降補正をしていますが、最遅厳選はしていません。

めんどくさいので、、笑

ゴリランダー

ゴリランダー(出典:ポケモンずかん
  • 技1:グラススライダー
  • 技2:10まんばりき
  • 技3:つるぎのまい
  • 技4:ねこだまし
  • 持ち物:グラスシード
  • 特性:グラスメイカー
  • 性格:いじっぱり(攻撃↑、特攻↓)
  • 努力値配分:攻撃252、防御4、素早さ252

ガオガエンで対処仕切れない、カイオーガが苦手な以下のポケモンを処理する役割があります。

  • カイオーガ
  • トリトドン

特性のグラスメイカーで、グラスフィールドを展開すれば、グラススライダーを先制で相手のカイオーガやトリトドンにぶち込むことができます。

また、ほとんどの試合で使用した技はグラススライダーとねこだまし(以降、猫騙し)でした。

「つるぎのまい(以降、剣舞)」を使っている余裕があるシーンはあまりなかったので、「はたきおとす」などの別の技に変えてもいいかもしれません。

なお、物理防御力の底上げをするために、持ち物を「グラスシード」にしていますが、目立った活躍はしませんでした。。。

グラススライダーの火力の底上げのために「きせきのタネ」や、苦手な氷技対策のために「ヤチェのみ」を持たせてもいいかもしれません。

ブラッキー

ブラッキー(出典:ポケモンずかん
  • 技1:バークアウト
  • 技2:イカサマ
  • 技3:あくび
  • 技4:まもる
  • 持ち物:たべのこし
  • 特性:せいしんりょく
  • 性格:ずぶとい(防御↑、攻撃↓)
  • 努力値配分:HP252、防御252、特防4

主な採用理由は、黒馬バドレックスや、最近流行しているルナアーラ対策のためです。

黒馬バドレックスや、ルナアーラは、味方のカイオーガやレックウザでは対処が難しいです。

そこで、ガオガエンに続く2体目の悪タイプとして採用しました。

また、タイプ一致の「イカサマ」を使用すれば、白馬バドレックスやグラードンにも一定の打点を保持できます。

さらに、「あくび」と「まもる」を採用することで、試合後半での詰め機能も搭載しています。

そして、ブラッキーを採用した最大の理由は、

「私の好きなポケモンだから」。

好きなポケモンで戦うと楽しいですよね!笑

それで勝つことができれば、万々歳。

ただし、ブラッキーはザシアンに弱いので、そこだけ取扱注意です。

主な戦術

この構築の主な戦術は、以下のとおりで至ってシンプルです。

主な戦い方の流れ
  1. 最初の2体はカイオーガとエルフーンを選出
  2. よほどのことがない限り初手からカイオーガがダイマックス
  3. エルフーンのサポートを受けて可能な限りカイオーガが相手ポケモンの残数を減らす
  4. 相手の残ったポケモンをレックウザ+もう1匹で処理する

トリッキーな選出はあえてしません。

素直に出して、全力を尽くします!笑

たとえ、相手の構築にレジエレキ、ボルトロス、サンダーがいても強気にカイオーガを初手選出していきます。

多少のダメージをくらってしまうことは想定済みなので、カイオーガの耐久力を高めに育成しているのです。

ポイントとしては、レックウザを含む後発の2体で処理しづらいポケモンをカイオーガで倒しておくこと。

たとえば、ガオガエン、グラードン、ザシアンといったポケモンは、カイオーガで可能な限り処理しておいたほうがいいです。

反対に、トリトドン、黒バドレックス(以降、黒バド)、ルナアーラは後発組のほうが有効打を与えることができるので、放置しておくことが多いです。

といっても、黒バドが「こだわりハチマキ」などの火力補正アイテムを持っているときは、攻撃し続けられると、こちらのパーティが崩壊する危険性があります。

その場合はカイオーガで早めに黒バドを倒します。

ここからは、相手の構築に応じた戦い方の参考例を紹介します。

対ザシアン

ザシアン(出典:ポケモンずかん

相手の構築にいるザシアンは、こちらの切り札である味方レックウザで処理します。

ほとんどの相手ザシアンは、初手の2体ではなく、後発として出てくることが多いです。

味方の後発レックウザと相手ザシアンが対峙したら、「オバヒ+神速」で倒しにかかります。

仮に場が雨状態であっても、レックウザの特性「エアロック」によって、炎タイプ技は通常どおりの火力を維持できます。

ぶっちゃけ、素早さで勝てていることはほとんどないため、味方レックウザは「きょじゅうざん」または「じゃれつく」を被弾します笑

そこを、襷でHP1で耐えて、オバヒをくらわすのが基本戦術です。

しかし、時代の覇者ザシアンは、恐ろしいことにオバヒをギリギリ耐えてくることがあります。。。

その場合は、次のターンに「神速」を使って先制攻撃します。

これが決まると、めちゃくちゃ気持ちいい!笑

これでも倒せなかったらお手上げです( ;∀;)

対カイオーガ+ザシアン

出典:ポケモンセンターオンライン

相手の構築にカイオーガとザシアンがいるとき、相手は最初にカイオーガを選出してくることが多い気がします。

その場合は、相手カイオーガの隣にいるポケモンを味方カイオーガで攻撃します。

理由としては、相手カイオーガがダイマックスしたとすると、味方カイオーガの不一致「かみなり(以降、雷)やダイサンダーでは、HPの半分も削れないことがほとんどだからです。

後続として、味方ゴリランダーを選出しておいて、相手カイオーガの処理を任せましょう。

また、相手の後続ザシアンについては、前述したように、味方のレックウザで処理します。

仮に相手が初手にザシアンを選出してきた場合は、できるだけ味方カイオーガのダイマックス技で倒しておきたいところです。

とはいえ、こちらの「カイオーガ+エルフーン」の並びに対して、相手も無防備にザシアンを出してくることは少ないです。

たいていは、相手ザシアンの初手は「守る」を選択して、隣のポケモンで味方カイオーガにデバフをかけてくる動きが多いです。

そういった気配があったら、相手ザシアンの隣ポケモンを優先的に処理しましょう。

さらに、味方エルフーンに「甘える」を搭載しているので、ザシアンの火力を削ぐこともできます。

対グラードン+トリトドン

グラードン(出典:ポケモンずかん

トリトドンが初手に出てくることはほとんどありません。

たいていの場合は、グラードンか、相手のもう一体の伝説ポケモンが初手に選出されています。

本来であれば、味方カイオーガの最大打点である雨+ダイストリームを放ちたいところです。

しかし、ここで相手トリトドンに交代されてしまうと、トリトドンの特性「よびみず」によって、ダイストリームが無効化されてしまいます。

なので、初手はダイアイスかダイアタックを選択して様子を見ます。

仮にトリトドンに交代されても、等倍のダメージを与えることができます。

ダイアタックが有効に決まれば、エルフーンの追い風も重ねることで、相手よりも早く行動し続けることができます。

相手のグラードンやトリトドンのうち、一体でも味方カイオーガで倒すことができば、味方の後発レックウザやゴリランダーで詰めの動きをとることができます。

対黒バドレックス

バドレックスこくばじょうのすがた(出典:ポケモンずかん

先にも少し触れましたが、相手の黒バドの型次第で戦い方を変える必要があります。

相手黒バドが火力補正アイテムを持っているなら、早めに味方カイオーガで倒しておきましょう。

一番やっかいなのが、襷をもった黒バドが相手の後発として出てくること

仮に、味方レックウザで相手黒バドのHPを1まで削ったとしても、黒バドはゴーストタイプのため、神速が効きません。

そうならないためにも、黒バドに強い、ガオガエンやブラッキーも合わせて選出しておきましょう。

困ったときにブラッキーを選出しておくと、想像以上に活躍してくれますよ!

【苦手な相手】対ボルトロス

ボルトロスけしんフォルム(出典:ポケモンずかん

このパーティはボルトロスの処理が本当に苦手です。

理由としては主に2つです

  1. 味方カイオーガと殴りあった時に力負けしてしまう
  2. 特性「いたずらごころ」のボルトロスも一定数いて型がわかりづらい

正直なところ、ボルトロスと戦う際は、運が必要になります。。。笑

私の場合、相手がのボルトロスをアタッカー型(特性が「まけんき」)と判断すれば、積極的に味方カイオーガのダイアイスにエルフーンの「手助け」を重ねて大ダメージを狙いに行きました。

運が良ければ一発で倒すことができます。

しかし、相手のボルトロスの持ち物が「とつげきチョッキ」の場合、そうもいきません。

ダイアイス×2回でも倒せなさそうなときは、2ターン目から相手ボルトロスの隣のポケモンを味方カイオーガで攻撃しました。

あとは後発レックウザの「流星群+神速」や、ブラッキーの「イカサマ」で相手ボルトロスの処理をしました。

なお、もっと手がかかるのは、「いたずらごころ」ボルトロス(以降、悪戯ボルト)です。

悪戯ボルトは必ず「かいでんぱ(相手ポケモンの特攻を2段階下げる)」を使ってくるので、カイオーガの火力がそがれてしまいます。

初手に出てきたボルトロスが、明らかに悪戯ボルトの場合は、とりあえずカイオーガをダイマックスせずに、「こんげんのはどう」や「ふぶき」を使用して様子を見ました。

デバフをかけられてしまった場合は、後発のレックウザやブラッキーの交代するなどしました。

レックウザやブラッキーで相手のボルトロスをどうにか倒して、後からダイマックスしたカイオーガが残りのポケモンを倒す作戦です。

いずれにせよ、厳しい立ち回りを強いられるので、ボルトロスを相手にするときは、運の要素が大きくなります。

補足

このパーティの基本戦術を説明したので、すでにお気づきかもしれません。

そう。

レックウザを活躍させるためには、カイオーガの立ち回りが非常に重要になります

そのため、レックウザよりも、カイオーガの戦術解説の部分が詳しくなっています。

というのも、レックウザがやることは至ってシンプルです。

「高火力技をできるだけブチ込む、素早さで劣っていても、神速で応戦する」だけです。

そのためにも、相手ポケモンの残数やHPを、できるだけカイオーガで削っておくことが肝です。

悪く言えば「作戦がバレやすい」

ですが、

良く言えば「やることがシンプルで、誰でも使いやすいパーティ」

です。

現に、私はこの構築でランクバトルの3桁に到達(最終956位、瞬間最高828位)することができました。

一応、証拠画像笑

「勝つときは勝てるし、負けるときは負ける!」といった、思い切りの良い姿勢がこの成績に繋がったかもしれません。

まとめ

今回は、レックウザ好きの方に向けて、ダブルバトルでレックウザを活躍させるためのパーティを紹介しました。

正直なところ今回ご紹介したパーティは、まだまだ荒削りな構築です。

私が好きなポケモン(レックウザ&ブラッキー)をムリやり2体も組み込んでいます笑

「こうしたほうが、もっとレックウザが活躍できる!」

みたいな提案がありましたら、コメントなどでお伝えいただけると、嬉しいです。

また、もしも「レンタルパーティを使ってみたい」というお気持ちがありましたらコメントください。

今回の内容が、ポケモンダブルバトルの上達に、少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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