どうも!ポケモンバトルちょいガチ勢のまそっちです。
いやー、発売されましたね、「Pokemon LEGENDS アルセウス」(以降「レジェンズ・アルセウス」)!
ポケモンは新作が発売されるたびに、かなり世間が盛りあがるから「買っちゃおうっかな〜?」って考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、気になるのは「実際のおもしろいの?」そして「難しいの?」という点ですよね。
結論から言うと、「めっちゃおもしろくて、難易度は少し高め」です。
もともと、ポケモンというコンテンツが好きであれば、間違いなく面白いし(主観多めww)、
そう感じる仕掛けが散りばめられています。
難易度に関しては、ポケモンが全く未経験や、アクションゲームが苦手な方にとっては、ややむずかしめです。
なぜ、そのように感じるかを、実際に10時間プレイした私の感想と一緒にお伝えしたいと思います。
ちなみにこの記事では、極力シナリオのネタバレはしていません。
これから購入を検討する方もいると思うので!
もくじ
簡単なあらすじ

ネタバレは避けたいので、簡単なあらすじだけお伝えします。
主人公はある日、この世の全てを創造したといわれているアルセウス(というポケモン?)にヒスイ地方のコトブキ村に連れてこられます。
主人公は行くあてがなくなってしまいますが、そこで出会ったラベン博士たちともに、ポケモンの生体の調査をしながら、「ポケモン図鑑」の完成を目指すこととなります。
また、ヒスイ地方には「キング」や「クイーン」と呼ばれる特別な加護を受けたポケモンがおり、人間と共存しておりしています。
しかし、「キング」や「クイーン」が突然暴走をし始めます。
主人公はポケモン調査と並行して、荒ぶった「キング」と「クイーン」沈めながら、暴走の理由を解き明かす調査をします。
おもしろポイント列挙していく

なぜ10時間プレイして「おもしれえ」って思ったかを1つずつお伝えしていこうと思います。
なるべく公式サイトの載っているような、「こういう要素追加されて面白い」的な説明は省きます。
ここからは、熱が入るのでところどころ少し口調が雑になります笑
今までになかったハラハラ感

突然ですが、ポケモンやったことありますか?
(ここでいうポケモンは、赤緑とか剣盾とか主にナンバリングタイトルを指してます。スナップとかは別)
ポケモンって結構ゆったりプレイできますよね。
「あー、ポケモン出てきた。2・3回攻撃してから、つかまえるか」みたいな。
でも、今回はそうはいかない。
ポケモンがふつうにそこらへん歩いてるんすよ!
モンスターボールだって、ちゃんと狙い定めて投げなきゃいけない。
んで、つかまえようとして、もたもたしてたら逃げやがんの!笑
なんなら、容赦なく主人公を襲ってきます。

私なんか序盤でこいつにやられかけました笑
可愛いなりして、催眠しかけてくるし、結構ハラハラさせられます。
もういわば、かわいいバイオハザードですよ。
「うわー、エイム定まらねえし、もうボール持ってねえぞ!」みたいな。
もちろん、バイオハザードの方がアクションは難しいですが笑
ポケモンにこれまでなかった「ハラハラ感」を楽しめるのは、今作の醍醐味の1つでしょう。
ポケモンGOとRPGの融合

「レジェンズ・アルセウス」は、ポケモン図鑑の完成が目的で、ポケモンゲットがストーリーの軸になってたりします。
ポケモンをつかまえないことには、クリアができません。
ゲットに重点を置いているので、ポケモン同士の戦闘を行わなくても、つかまえることができます。
「あ、ピカチュウが歩いてる!こっそり近づいて、逃げられる前にモンスタボール投げなきゃ!」ってな感じで。
ちなみにモンスターボールは、落ちている道具を拾って、自作しないといけない。
道具も無限にバッグに入れられるわけじゃないから、やりくりが必要になる。
その点で、ポケモンGOと似ていて、サバイバル感が楽しめる。
昨今のポケモンには、なかった要素かなと。
そこにGOとは違って「レジェンズ・アルセウス」は、ストーリー要素が加わります。
謎解きして、バトルして、ボスを倒して、人助けして、、、
いわゆる「勇者」になれるんです。
これは、RPG好きのメンズにはハマりますよね笑
「FF」、「ドラクエ」、「バイオ」感が少しずつ楽しめる欲張りゲームになってます。
あくまでも、子どもも楽しめる「ポケモン」という可愛らしい土台に乗っかってね笑
モンスターがふつうに強い

近頃のポケモンって難易度低くなりましたよね。
何匹か適当に集中して育てれば、そいつで無双して、ラスボスまで倒して終わりみたいなこともしばしば。
正直、ポケモンをストーリークリアするだけなら、漫画読むくらいのスタンスでも達成できた笑
これは開発側も難しいもので、あまり玄人好みの難易度にしてしまうと、難しさを敬遠して新規プレーヤーが増えない。
でよ、今回はその風潮を破って、最初から結構強いモンスター(強ポケ)が出てくる!
やり応えがあるんですよね。
その分、モンスター倒したり、つかまえたときの喜びも大きいし。
「じゃあ、ポケモンエンジョイ勢どうすんねん?」って声が聞こえてきそうですね。
「ゲーフリ、うまいな!」って思ったのはここ!
必ずしもその強ポケを倒さなくても、ストーリーは進められるんです。
玄人は、序盤でもなんとか手持ちポケモンを育成して、持ち前のプレイイングで、強ポケを倒せばいい。
エンジョイ勢や、新規勢は、強ポケは一旦スルーして、ストーリー進めて強くなったら倒せばいい。
ちなみに、メインシナリオ以外にも「サブ任務」や「主人公の着せ替え」などがあります。
プレーヤーによって、遊び方の幅がさらに広がったのも今作の魅力です。
(注:ゲーフリ=ゲームフリーク=開発元)
ポケモン好きを喜ばす要素

「レジェンズ・アルセウス」には、もともとポケモンが好きだった人を喜ばす要素もあります。
- これまで登場したキャラクターの先祖が登場
- ヒスイ地方特有の姿をした新ポケモンが登場
「ポケモン」はモンスターもさることながら、そこに登場する人物(キャラクター)もとても人気があります。
「レジェンズ・アルセウス」は、過去作で登場した人物の祖先にあたるキャラが登場します。
これについては、もともと公式から発表されていた要素です。

そして、発売前情報で知らされていた人物以外についても「コイツもしかして、あの人の祖先?」みたいなキャラが出てきます。
これは、ポケモン好きにとってたまらない要素でしょう。
自分のお気に入りのキャラの先祖も出てこないかなあ、なんてスタンスでプレイすると楽しみが増えます。
一方で「こいつ誰の先祖やねん?」みたいなキャラもいます。
そのキャラが「もしかしたら今後の新作に子孫として出るかもしれない!」とか想像に胸が膨らむのもまた一興。

また、ポケモンにはその地方特有の姿をしたポケモンがいます。
これまでおなじみだったポケモンの姿から、その地方の気候や環境に適した姿に変化します。
よく「リージョンフォーム」なんて表現します。
プレイを進めていくと情報解禁されていたポケモン以外にも「リージョンフォーム」が出現します。
シンプルに新ポケモンが出てくると、ワクワクします。
「FF」とかでも、新しい敵が出てくると「見た目が氷っぽいから、とりあえず弱点の炎で攻撃してみるか!」みたいなことやりますよね。
ポケモンでも同じで、その試行錯誤がおもしろい!
新ポケモンは好奇心をくすぐります笑
ただし、一点だけ言いたいことがある。
もちょい序盤から新規ポケモンを登場させて欲しかった笑
数時間プレイしないとお目にかかれないから、少し辛抱が必要。
微妙な点(難易度など)
軽く触れましたが、今作はポケモン過去作に比べると難易度が高いです。
なぜ、そう感じるかをお伝えします。
操作が複雑化

今回はアクション要素が強まっているため、複雑な操作が求められます。
敵の攻撃を避けつつ、モンスタボールを投げるといったように、一度にやらなきゃいけないことが増えました。
過去作と比較して、コントローラーの色々なキーを瞬時に押していかないといけない。
各キーの役割を覚えなきゃいけないし、慣れないうちは操作ミスが連発します。
全くアクションゲームが苦手という方には、少し難易度が高いと思います。
新規プレーヤーはバトルも大変
前述したとおり、コントローラー操作が複雑化しました。
かといって、ポケモンバトル自体が楽になっているかといえば、そこまででもない。

ポケモンにはタイプが18種類あって、少なくともこのタイプ相性を把握しないと、バトルを有利に進められません。
ちなみに、ポケモンは2つまでタイプを有することができるし、技自体にもタイプがあるため、覚えることがいっぱいです笑
ちなみに、自分も把握しきれてません。。
新規プレーヤーが、コントローラー操作を覚えながら、このタイプ相性も覚えるってのは、正直しんどい。
全くの新規プレーヤーは、難易度の低い過去作からのデビューの方がおススメ。
反対に、「ポケットモンスターソード&シールド」のような、バトル環境を期待している方には、ちょっと物足りないかも!
ネット通信を利用したプレイヤー同士のバトルはないし、技の種類もそこまで多くないです
ポケモンが好きじゃないとツライかも
本作はポケモンをつかまえることで、主人公のレベルが上がり、先のステージに進めるシステムになっています。
そのためには、どうしてもポケモンゲットに注力しなければならないシーンがあります。
同じポケモンを複数捕まえたり、いわゆる「作業ゲー」になってしまう恐れが。。。
「ポケモンをつかまえるというよりも、早くストーリーをクリアしていきたい!」という方には、少々ツライかもしれません。
「よかった点」と「ざんねんな点」
失礼ながら、超主観でグッドとバッドのポイントをまとめます。
- アクション要素が加わってハラハラ感を味わえる
- ポケモンGOにRPG要素がうまい具合に融合したゲーム
- メインシナリオ以外にも楽しむポイントが盛りだくさん(やり込み要素あり)
- 強い敵モンスターが序盤から出てきて攻略したときの喜びが大きい
- ポケモン好きを喜ばす工夫が随所にある
- 操作が複雑化したけど、バトルの難易度は変わらないから新規プレーヤーにはややハードル高め
- アクションの難易度設定を変更できない
- ポケモン好きじゃないと「作業ゲー」になってしまう可能性がある
- 新規ポケモンが序盤に出てこない
まとめ(レジェンズ・アルセウスはこんな方におススメ)
いっさい攻略を見ずに10時間プレイした私の感想を踏まえて、「レジェンズ・アルセウス」がおススメな方は次のとおりです。
- 「ポケモン」というコンテンツが好きな方(ポケモンをつかまえることが好きな方)
- 今までの「ポケモン」とひと味ちがったハラハラ感を楽しみたい方
- メインシナリオだけでなく、サブシナリオもマイペースに楽しみたい方
- 過去作の難易度にちょっと退屈している方
- RPGが好きな方(勇者になりたい方)
ちなみに、「メインストーリーだけでもいいからクリアしてみたい!」という方はパッケージ版の購入がおすすめです。
クリア後は、メルカリやブックオッフなどで中古販売すれば、お小遣いの足しにできます笑
パッケージにするか、ダウンロードにするかは、サイト内でもろもろ選択可能です。
「パッケージ版orダウンロード版」、「特典付きorなし」で価格も異なるのでお気をつけください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。